6〜7年前に買ったIKEAのパイン材デスク。
パイン材の天板に足をつけたもので、幅が180cmくらいあり
ある時は食卓に、ある時はテレビとPCを乗せて、ある時は作業台と
色々な用途で活躍してくれています。
木肌がかなり白くパサパサしてきているのを知りながら
ずっと放置してしまっていたのですが、重い腰を上げてお手入れをすることに。
・しっとり感UP
・ベタベタしない
・少しは水を弾いてくれたら嬉しい
・塗った後、木の色が濃くなりすぎない
・できるだけ自然派素材
お手入れをするにあたり、希望しているのは上記のような内容。
何を使うのがいいのだろう?と調べて、
見つけたのが尾山製材株式会社の木工用みつろうクリームです。
(というか、普通にAmazonで人気でした)
菜種油、椿油、蜜蝋、亜麻仁油、ヒバ油の5つの天然素材だけで作られたエコワックスで、
撥水効果もあり、お値段も手頃です。
どれだけ使うかわからなかったので、ひとまず40gを買いました。
テーブルひとつだけなら、10gのものでも足りたかも。
200gや400gのものもあるのですが、それは家中の家具を磨きたい人や、
床に使いたい人向けだと思います。
パッケージには、お手入れ方法を書いた紙も一緒に入っていました。親切です。
6年の汚れが蓄積した机があまりにも汚かったので、最初に
J.R.Watkinsのオールパーパスクリーナーを使って机を洗いました。
シュッシュしてメラミンスポンジで擦り、水拭きで仕上げます。
このクリーナーはキッチンや洗面所、トイレ、お風呂などどこでも使えるので
1本あると重宝します。
次にサンドペーパーで、木の表面を軽く磨いていきます。
汚れやシミがある場所は少し念入りに、かつ他の場所と差が出過ぎないように。
指が疲れるので、途中から家にある適当なものにサンドペーパーを巻きました。
力が入りやすく、一気に広範囲を磨けるようになりました。
ちなみにこれはeneloopの充電器カバー(もう捨てようと思っていたもの)です。
磨き終わったら、木屑をよく払い、固く絞った雑巾で一度拭きます。
柔らかめの布(捨てるカットソーを切ったウエス)に蜜蠟クリームをとり、
塗り込んでいきます。
あんまりベタベタ塗るよりは、まずはうすーく塗って、
薄すぎたら重ね塗りをするイメージでいいと思います。
いつでも塗り足せますしね。
上半分を塗り終えました。色が濃くなっているのが塗ったほう。
水分を落としてそのままにしてしまった小さなシミなどは、
この時点でかなり目立たなくなります。
全部塗ったら30分ほど乾かしてから乾いた布で軽く磨き、さらに乾燥させます。
半日ほど風を通しておけば、上に物を置いても大丈夫。
※みつろうクリームを塗った布や最後に乾拭きした布は
自然発火の恐れがあるので、水に浸して捨てるようにと注意書きがありました。
実はこれらの写真は5月初めにクリームを塗った時のもの。
それから5ヶ月ほど経った現在、机はさらっとしっとりという感触で、
とてもいい感じです。
(毎日のように水拭きする机なら、また違うかもしれませんが)
みつろうクリーム、かなり気に入りました!
ガサガサになった障子の枠などにも向いていそうです。
また乾燥が目立ち始めたら、メンテナンスしたいと思います。