最近なかなか更新できていないので、簡単な日記でも書いていこうかなと思う。
このところ生活改善の一環として、何度も挑戦しては挫折している「一口30回噛む」をまたやり始めた。で、もっと味に集中したいなと思って、動画やウェブサイトなどを見ながらごはんを食べるのをやめた。いつも何かで目や耳を楽しませていたから、なんだかそわそわする。さらに思い立って、目を閉じてみた。
そうしたら、急に味覚が鋭敏になって驚いた。卵かけご飯がこんな複雑な味だったなんて知らなかったし、トマトはいつもより青くて生臭い、生命力の高い味がした。スーパーのお寿司も今までと全然違う。軍艦巻きの海苔の風味がめちゃくちゃ濃い。30回噛むのも実践できたし、ゆっくり食べられたし、いつもより少ない量で満足できた。
私は食べるのが大好きだと思っていたけど、実はぜんぜん食べ物を味わってなかったんだとわかった。今まではただ口に入れて雑に味わって、のみ込むことに満足感を得ていただけだったのかも。ちょっとショック。
誰かと一緒に食べているときは難しいけど、在宅のお昼ごはんなど、ひとりのときはこれからも目を閉じて食べようと思う。子どものころから、調味料のボトルまでじっくり読むほど活字中毒だから、何か読みたくてまだそわそわするけど。